水に変えるマスクはインチキ科学じゃ無い!?ハイドロ銀チタンが科学的な理由。

正確には、水と二酸化炭素に分解している!

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水に変えるマスクというのは、大げさな言い方ではなく、嘘でもありません。ただ、正確には、花粉を水にしているのではなく、水と二酸化炭素に分解しているのです。

高校で理科を学んだ人たちは、多少知っているかもしれませんが、有機物質(生物によるとされているもの)は、炭素と水素や酸素など原子が繋がってできているのです。

簡単に言うと、世の中の、生物は基本的に、炭素と水素をメインに形作られているということです。(もちろん他にもさまざまな原子も含まれていますがw)それを分解すると、水と二酸化炭素になります。

触媒の作用によるもの。

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皆さんは、「触媒」という言葉を知っていますか?小学生の頃に「二酸化マンガン」というものを習ったことあるのではないのでしょうか?

「二酸化マンガン」は、過酸化水素水を水と、酸素に分離する際に用いましたよね。

触媒とは、「化学反応に際し、反応物質以外のもので、それ自身は化学変化をうけず、しかも反応速度を変化させる物質。(広辞苑より引用)」とされています。

さっきの例でいうと、過酸化水素水(H2O2)と、二酸化マンガン(MnO2)が反応して、水(H2O)と、酸素(O2)になります。見にくいですが反応式は以下のようになります。つまり、二酸化マンガンは化学反応を起こしておらず、反応速度を上げていることになります。

2(H2O2)+MnO2→2(H2O)+O2+MnO2

ハイドロ銀チタンとは何か。

今回、ハイドロ銀チタンについてですが、まず、酸化チタンについて少し話してみましょう。酸化チタンというものは、材料の世界では有名で、触媒としてよく用いられます。

抗菌作用や、殺菌などタンパク質を分解する作用があります。直接肌に触れてしまうと、その作用で肌がボロボロになってしまうため、扱う際はゴム手袋などを使用します。このマスクの注意書きにも、肌が荒れるなどする可能性があると書かれてはいます。

余談ですが、酸化チタンは紫外線を吸収するので、化粧品(ファンデーションなど)にも用いられています。え!いま肌をボロボロにするって言ったじゃないかって? 大丈夫、ちゃんとコーティングされているんですw

さて、二酸化チタンは、光触媒として有名です。光触媒とは、光(主に紫外線)を受けることで、触媒としてさらに反応速度を上げることが出来るというものです。

ここから本題なのですが、マスクなど普段使いの商品に取り入れるためには、光が当たる場所でしか使えない場合余り役に立ちませんよね。

そこで、光がなくても触媒効果を起こせるようになるように開発されたのが、ハイドロ銀チタンということみたいです。詳しくは以下の画像また、その出典先のミズノテクノロジーのページを確認してみてください

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花粉が分解されるまでには2~3時間かかる。

花粉は、なかなか大きなタンパク質の塊なので、一瞬で破壊、分解はされないようです。アレルゲンとして効果をなくすまで2~3時間程度かかるらしいです。

しかし、普通のマスクは、マスクの中の静電フィルターに溜まっているだけなので、それが分解されていると考えると、一日中マスクをつけている場合を考えると、吸い込む量は少なくなると考えられ効果もあるのかなと思います。

僕は、花粉を水に変えるというのは間違っていないと思う。しかし、それが花粉症に効果を発揮するかは知らない。

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第一、マスクである以上しっかり着用しないと全く意味はありません、隙間から鼻に直接、花粉が入ってきて分解も何もありませんw それに、どれほどの濃度で、どの様に配置されているのかは企業秘密なんでしょう、公開されていなかったと思います。

以上の様に、理系の僕自身が軽く調べてみた感じまた経験から、インチキ化学ではなく、確かに触媒で水に分解しているということで納得できました。しかし、それがどれほど、花粉症に効果的なのかは、知りませんw

まとめ

超能力じゃないんだから、とか言っていたら、触媒がわかる理系の人にバカにされてしまうかもしれませんよww

そういう事言ってる人に限って、いろいろ言っても信用しない人多いですがねw

しかし、学生さんに忠告ですが、このサイトを参考にしてレポートとか書くことはやめておきましょう。一様調べて書いていますが、しっかり信用できそうな企業のサイトなどを参考にしてください!これはネットを使う場合の常識ですねw

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